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アイドルを推していると、よく聞く言葉があります。
「ガチ恋」
でも、実際にはどこからがガチ恋なのでしょうか。
推しを「かわいい」と思ったら?
顔や性格が異性としてタイプだったら?
チェキで緊張したら?
同担に嫉妬したら?
「もし付き合えたら嬉しい」と思ったら?
それとも、自分から本気で「この人と付き合いたい」と思ったら?
今回は、ガチ恋が良いか悪いかを決めるのではなく、「何をもってガチ恋と呼ぶのか」という境界線を考えてみます。
筆者は、「どれだけ強く好きか」だけでは、ガチ恋かどうかは判断しにくいと思っています。
重要なのは、「その好きがどこへ向かっているのか」です。
推しとして応援したいのか。異性として魅力的だと思っているだけなのか。それとも、現実に恋人として関係を築きたいのか。
この違いが、一つの大きな境界線ではないでしょうか。
そもそも「ガチ恋」とは?
ガチ恋という言葉に、誰もが共有する厳密な判定基準があるわけではありません。
ただ、筆者が「かなりガチ恋だな」と感じるのは、単に推しを応援するだけではなく、
- 現実に付き合いたい
- アイドルを卒業した後でも恋愛関係になりたい
- 結婚できたらいいと思っている
- ライブハウスの外でも二人で会いたい
と、現実の恋愛関係を自分の意思で望んでいる状態です。
このあたりまで来ると、かなり明確に「ガチ恋」と呼びやすいと思います。
推しの顔や性格がタイプならガチ恋?
これは、筆者はガチ恋とは限らないと思っています。
推しの顔がタイプ。
性格も好き。
普通に異性としても魅力的だと思う。
「かわいい」「かっこいい」「タイプだな」と感じる。
これらは、アイドルを推していればかなり自然に起こり得る感情です。
異性として惹かれていることと、現実に恋人として関係を作りたいことは別です。
「推しから告白されたら付き合いたい」はガチ恋?
では、
「もし推しから告白されたら、当然付き合いたい」
と思っている場合はどうでしょうか。
筆者は、これだけなら狭い意味では、まだ必ずしもガチ恋とは言い切れないと思っています。
好きなアイドル本人から突然、
「付き合ってください」
と言われたとして、
「いや、それはちょっと……」
となる人ばかりではないでしょう。
ここで重要なのは、
「相手から来てくれたら嬉しい」
と、
「自分からこの人と恋愛関係になりたい」
には、かなり大きな違いがあると思います。
「推しともっと仲良くなりたい」はガチ恋?
ここは少し難しいところです。
ライブを楽しみたい。
曲を聴きたい。
活動を応援したい。
それに加えて、
- 推しにもっと好かれたい
- もっと仲良くなりたい
- 他のファンより特別に思われたい
という気持ちがある人もいるでしょう。
ただ、これだけなら恋愛感情ではなく、「認知されたい」「特別なファンとして見られたい」という承認欲求である可能性もあります。
ガチ恋かどうかを見るなら、その先に、
「本当に二人で会いたいのか」
「恋人として関係を築きたいのか」
まで考える必要があると思います。
現場へ行く目的が「恋愛関係を深めること」になったらガチ恋に近い
筆者がもう一つ大きな基準だと思っているのが、なぜ現場へ行っているのかです。
良いライブが見たい。
好きな曲を聴きたい。
推しを応援したい。
そうした気持ちと並んで、
「推しにもっと好かれたい」
「関係を深めたい」
「いつか恋人になりたい」
という目的がはっきり存在している。
そこまで来ると、かなりガチ恋に近いと思います。
さらに、ライブを見たい気持ちより、推しと付き合いたい気持ちの方が大きくなっているなら、かなり分かりやすいガチ恋でしょう。
推しから「異性として魅力的」と思われたいのはガチ恋?
これも、一概には言えません。
付き合いたいわけではない。
でも、
「かっこいいファンだな」
「素敵な人だな」
とは思われたい。
これは恋愛というより、承認欲求に近い場合もあります。
また、恋人になりたいわけではなくても、
「他のファンより特別な存在でいたい」
と思うこともあります。
これも認知や特別扱いへの欲求であって、必ずしも恋愛感情とは限りません。
同担に嫉妬したらガチ恋?
嫉妬=ガチ恋とも限りません。
推しが他のファンと楽しそうに話していた。
自分には書かれたことのないコメントがチェキに書かれていた。
自分よりたくさんレスをもらっていた。
そんな場面でモヤッとすることはあります。
でも嫉妬には、恋愛感情以外の理由もあります。
- 長く応援しているから特別なファンでいたい
- 認知されていたい
- 自分のことも大切にしてほしい
- 他のファンより良い関係でいたい
こうした感情からも嫉妬は生まれます。
「同担に嫉妬した=ガチ恋」ではありません。
ただし、本当に恋愛感情が強い場合には、同担がより強い嫉妬の対象になりやすいことはあると思います。
推しに恋人がいたらショック=ガチ恋?
これも、それだけではガチ恋とは言えないと思います。
筆者は、ガチ恋ではなくても、推しに恋人がいると知ったら多少ショックを受ける人は少なくないと思っています。
推し活には、明確な恋愛感情でなくても、恋愛に似た感情が混ざることがあります。
そのため「恋人がいてショックだった」という一つの反応だけでは、ガチ恋判定はできません。
推しに会うと緊張する=ガチ恋?
これも違います。
チェキの前に服を気にする。
髪型を整える。
「今日はいい感じだと思われたい」と考える。
いざ推しを目の前にしたら、うまく話せなくなる。
こうしたことは、恋愛感情がなくても普通に起こります。
アイドルは普段から会っている友達ではなく、自分にとって特別な存在です。
限られた時間だけ直接話せる相手なのですから、緊張しても不思議ではありません。
逆にガチ恋でも、何度も現場へ通って慣れていれば全然緊張しない人もいるでしょう。
緊張の強さと、ガチ恋の強さは同じではありません。
チェキにたくさんお金を使う=ガチ恋?
推しに使っている金額も、ガチ恋判定には使えません。
毎週ライブへ行く。
毎回たくさんチェキを撮る。
遠征もする。
一年間でかなりのお金を使う。
それでも、単純にライブや楽曲、アイドル活動そのものが大好きな人もいます。
家庭など現実の生活があり、推しへ強い好意はあっても、現実に恋愛関係になることはまったく望んでいない人もいます。
課金額が多い=ガチ恋ではありません。
現場数が多い=ガチ恋でもありません。
ガチ恋は「好きの強さ」ではなく「好きの向かう先」で考える
ここが、今回もっとも大切なポイントです。
ガチ恋を、
「どれくらい好きなのか」
だけで判定すると、かなり分かりづらくなります。
ライブを年間100回見るほど好きでも、恋愛関係をまったく望んでいない人はいます。
逆に現場へ行く頻度が少なくても、本人と本気で恋愛関係になりたいと思っている人もいるでしょう。
「どれだけ強く好きか」ではなく、「その好きがどこへ向かっているか」。
筆者は、こちらで考える方がガチ恋の境界線を理解しやすいと思っています。
「好き」を3段階に分けると分かりやすい
ここでは、推しへの「好き」を大きく3種類に分けてみます。
① 推しとして好き
- ライブが好き
- 応援したい
- 活動を続けてほしい
- 幸せでいてほしい
これは、純粋に「推し」として好きな状態です。
② 異性としても魅力的
- 顔がタイプ
- 性格も好き
- かわいい、かっこいいと思う
- 異性として惹かれる部分もある
ただし、現実に恋人として関係を作りたいとは特に思っていない。
この段階なら、筆者はまだ必ずしもガチ恋とは思いません。
③ 恋愛相手として好き
- ライブハウスの外でも二人で会いたい
- 一緒にご飯を食べたい
- デートしたい
- プライベートでも一緒に時間を過ごしたい
- 一緒に思い出を作りたい
- 気持ちのつながりを深めたい
- 本当に付き合いたい
- 結婚したい
この段階まで来ると、かなり明確に「ガチ恋」と呼びやすくなると思います。
性的に魅力を感じることとガチ恋も同じではない
異性として強く惹かれていることや、性的な魅力を感じることも、必ずしもガチ恋と同じではありません。
身体的には魅力を感じても、
- 普段から一緒に過ごしたいわけではない
- 気持ちのつながりまでは求めていない
- 恋人関係を築きたいわけではない
のであれば、それは恋愛感情とは別の欲求である可能性があります。
一方、ガチ恋には、
「一緒に時間を過ごしたい」
「もっと相手を知りたい」
「自分のことも知ってほしい」
「二人の関係そのものを築きたい」
という、現実の人間関係を求める気持ちが含まれてくると思います。
ガチ恋度を0〜100で考えると?
もちろん、これは正式な診断ではありません。
あくまで「どこからがガチ恋なのか」を考えるためのイメージです。
| ガチ恋度 | 状態のイメージ |
|---|---|
| 0 | 純粋に楽曲やライブが好き。メンバー個人への恋愛感情はない |
| 20 | 特定の推しがいる。個人として応援しているが恋愛対象ではない |
| 40 | 顔や性格が異性としてかなりタイプ。ただし自分から付き合いたいとは思わない |
| 60 | 推しから気に入られたい。特別に思われたい。異性としても良く見られたい。「あわよくば」の気持ちもある |
| 80 | 自分の意思で本当に付き合いたい。ライブ以外でも二人で過ごし、恋愛関係になりたい |
| 100 | 推しとの恋愛が推し活の中心。ライブ以上に関係を深めることが目的になり、推しが生活や感情の中心にいる |
数字が高ければ良い、低ければ良いという話ではありません。
あくまで、「どこからをガチ恋と呼ぶか」を考えるためのグラデーションです。
自分ではガチ恋じゃない。でも周囲からはガチ恋に見えることもある
ガチ恋には、本人の自認と周囲からの見え方が違うケースもあります。
本人は、
「いや、全然ガチ恋じゃないよ」
と言っている。
でも周りから見ると、
「いや、それもうガチ恋では?」
と思う。
そんなこともあります。
本当に本人のガチ恋基準が高い場合もありますし、自分では分かっていても「恥ずかしい」「周囲に知られたくない」という理由で認めたくないケースもあるでしょう。
ただ、そもそもガチ恋という言葉自体に絶対的な診断基準がない以上、本人の自認も無視できません。
「リアコ」と「ガチ恋」の違いは?
似た言葉として「リアコ」があります。
「リアルに恋している」という意味で使われ、ガチ恋とかなり近い意味で使われることがあります。
ただし、ガチ恋とリアコの細かな使い分け方は人によって違います。
この記事では、どちらも「推しに対して現実の恋愛感情を持っている状態」に近い言葉として扱います。
結局、どこからがガチ恋?筆者が考える3つの目安
筆者なら、次の3つを一つの目安にします。
「付き合えたら嬉しい」ではなく、自分から推しと付き合いたい、結婚したいと思っているか。
ライブや楽曲だけではなく、本人との恋愛関係を深めたいことが推し活の目的の一つになっているか。
プライベートでも二人で会い、一緒に思い出を作り、気持ちのつながりを深めていきたいと思っているか。
このあたりが揃ってくると、かなりガチ恋に近いのではないでしょうか。
まとめ|「付き合えたら嬉しい」と「本当に付き合いたい」は違う
推しがかわいい。
顔がタイプ。
チェキで緊張する。
同担に嫉妬する。
推しに恋人がいたら少しショック。
たくさんライブへ行く。
たくさんチェキを撮る。
こうした一つ一つの要素だけでは、ガチ恋かどうかは判断できません。
「付き合えたら嬉しい」だけではなく、「私はこの人と本当に付き合いたい」と自分から思っている。
そして、推しとしての関係を越えて、現実の恋愛関係を築きたいと思っている。
筆者は、そこがガチ恋の一つの大きな境界線だと思います。
ガチ恋は、好きの強さだけでは決まらない。
その「好き」が、どこへ向かっているのか。
そこを考えてみると、自分の気持ちも少し整理しやすくなるかもしれません。
よくある質問
Q. ガチ恋とは何ですか?
明確な統一定義はありませんが、推しを応援するだけではなく、現実に恋人として付き合いたい、関係を築きたいという恋愛感情を持つ状態を指して使われることが多い言葉です。
Q. 「推しと付き合えたら嬉しい」と思ったらガチ恋ですか?
筆者は、それだけでは必ずしもガチ恋とは考えていません。「もし相手から来てくれたら嬉しい」と「自分から本当に付き合いたい」には違いがあると思います。
Q. 推しの顔がタイプならガチ恋ですか?
顔や性格を異性として魅力的に感じるだけでは、ガチ恋とは限りません。現実に恋愛関係を築きたいかどうかが一つの大きな違いです。
Q. 同担に嫉妬するのはガチ恋だからですか?
必ずしもそうではありません。認知されたい、特別なファンでいたい、自分も大切にしてほしいという気持ちから嫉妬する場合もあります。
Q. 推しに恋人がいたらショックなのはガチ恋ですか?
それだけではガチ恋とは言えません。恋愛感情そのものではなくても、推し活には恋愛に似た感情が混ざることがあります。
Q. チェキで緊張するのはガチ恋ですか?
緊張だけでは判断できません。推しは普段の友人とは違う特別な存在なので、恋愛感情がなくても緊張することはあります。
Q. 推しにたくさんお金を使っている人はガチ恋ですか?
課金額や現場数とガチ恋かどうかは別です。ライブや楽曲が純粋に好きで、多くのお金や時間を使う人もいます。
Q. リアコとガチ恋の違いは何ですか?
どちらも推しへ現実の恋愛感情を抱いている状態を表す近い言葉として使われます。細かな使い分けは人によって異なります。
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